ここ一か月の事

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ここ一か月の事を思い出すと、何となく精神的に不安定な時期であったような気がする。人間として普通に暮らしてはいるのだけれども、自営業だけではどうしても時間が余ってしまい、焦燥に駆られて、同人サイトに文章などを連投してしまったり、他の仕事をインディードで探したりをしていた。

先生からのSNSのメッセージが、何故か届いておらず、5月にはメッセージを僕に送られていたようで、今、やっとリクエスト承認という表示が出て、非常に焦った。本当に申し訳ない。設定がおかしかったのだろうか?

実際、このままで良いのか、このままで良いのか、という、焦燥感に駆られてずっとやってきたような人間なので、暴走してしまう事がままある。せめて不義理はすまいと思っているのだが、そういう訳でもないようで、本当に自分と言うのは度し難いものだなあと、悲しくなる。

連投…そう、連投の癖はあると思う。17年前のteacupの掲示板の段からしてそうで、僕の連投によってある種の場を破壊してしまうような事があったら悲しいと思うし、少なくとも、現実の方に場所と関係性があれば、僕はインターネットから失踪しても構わないと思うようなところがある、それがある種の、継続性を否定するような、破壊衝動に向かっているのかも知れないな、と少し思う。


Twitterなんかも連投してしまうし、嫌な事があるとTwitterにダーっと書き綴るようなところもある。最近、ホームページの方に帰る事なく、Twitterや同人の方に書き続けてしまったところがあった。それが各種方面に迷惑をかけてしまって、本当に自分が嫌になるぐらい反省しているのだが、ご厚情で、何とか残れるかも知れないので、末席を汚させて頂ければ幸いだ。本当にごめんなさい。

スティグマという考え方があって、「犯罪者の烙印」なんて言葉で表現する、烙印である、例えば「障碍がある」という事実そのものよりも、「自分は障碍者である」という意識、自意識も他人の意識も包括する、それがスティグマだ。僕はある種のスティグマに囚われているような部分があるのかな、と思う。

今思うと、何であんなに、同人に連投したのか、自分でもよくわからないのである。今から冷静になれば、それはある種の迷惑行為であったのは明らかだし、僕が冷静な時、他のユーザがそういう事をしていたら「何やっているんだろう」と思った事だろう。理由があるとしたら、何らかの焦燥感であり、無意識、潜在意識か、何か、自分で制御できない、焦燥感に急かされて…としか言い条なく、今から思えば、よく編集権を剥奪されなかったと思う、それをされなかった懐と、僕に対して持っていて下さった信頼感…何て事だろうと、思うのである。

先日、10年前に登録していたハケン会社の仕事をしてきたが、それが、あまりに、あまりに10年前と様相が違っていて、僕はとても混乱してしまった。熱中症になった状態で、仕事をして、ほぼ、無能者として何とか時間を終えた。吐き気がして、ご飯もほとんど食べられなかった。あそこまでになったのははじめてだ。熱中症になってしまう事自体、何らかの、おかしい部分が自分にあったという事で、

この一か月は、自分はどうしていたんだろう、と思う。幸いにして、単価は安いが、良い取引先と関係性を、本業でなく副業に、見出す事ができた。しかし、この梅雨明けの早さと、熱、熱、熱である。思えばこの厳冬の中、僕は、10年ぶりぐらいの、酷い感冒に罹患した。それも熱である。平成最後の年に、僕は、正体不明の熱に冒されていた、と、僕の後半生に、センチメンタルに思い返してみようと思うのである。


俯瞰して考えれば、僕なんか如きが、感情も人生もコントロールできたのなら、あらゆる思想も宗教も学問も不要である訳であって、予め、僕如きが、そんなモンをコントロールできないんだ、と、諦観をもって、これからも生きていこうと思うのである。兎に角、漫画は下描きしない、文章はただキーボードを叩き付けるのみ、という、雑っぽさだけで、ただ、創作活動というような、事をしてきた訳であって、何というか、本当に申し訳ないと思うし、たったひとりの読者でも、読んでくれているだけで有難い、という原点を忘れてはいけないと思う。

手塚治虫だって、最初の最初は、妹が読むために漫画を描いたのである。手塚先生にしてそうなのである、ましてや自分が、たったひとりの読者でも…という、事を、忘れてはならぬと、自戒して、この文章を閉じようと思う。


この記事について
このページは、2018年7月1日の午前4時45分に最初に書かれました。
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