これからコインや紙幣などを集めてみようかな?と思われる方も、
このホームページの読者にはいらっしゃるかも知れない。
ちなみに、アクセス解析は今後、一切行わないので、どれだけ人気がある記事になるかは
不明だが、書いていこうと思う。
贋金…現在、流通しているお金でそれを作ったら犯罪である。
例えば、一円紙幣というのは、現在でも使って良いと決まっている。
(現実的には、銀行で換金すれば良いだろう)
現在、流通していないお金であれば、例えば寛永通宝とか和同開珎とか
であれば、贋金を作る事は犯罪ではない。
但し、それを本物だと偽って販売すれば詐欺であろうが、
はっきり「本物である」と店主が主張したかどうかという立証が問われるし、
よっぽど悪質でなければ、あまり立件されたという話は聞かない。
通常、コインの世界で、「贋金」と「参考品」、そして「復刻品」は
区別される。本物のあるコインAがあったとして、悪意をもって作られたものは
「贋金」だ。
「参考品」は、私的に、個人や企業などが、商売目的や趣味目的で
後の時代で作ったもので、クオリティが高いものもあれば、低いものもある。
(国家=権力主体が、参考品を作る事も、かつてはあったように思う)
「復刻品」は、例えばコインAがイギリス発行だとして、イギリスが主体となって
公式に「復刻」として製造したものだ。
良心のある、平均的な貨幣商であれば、「贋金」であれば「贋金」として、
「参考品」であれば「参考品」として、顧客に説明して販売するし、
真贋が自分でもわからければ、それを十分に顧客に説明して販売する。
まず、店舗を構えているような貨幣商であれば、僕の経験則からすれば、
だいたい、そのように売買をされていたように思う。
気を付けるのは、「骨董市」である。各地方で開催される「骨董市」では、
コインの「贋作」を、言葉巧みに、本物だと思わせて買わせるという事が
ある。言質は取られないように、ただ、偽物とも言わないが、本物とも言わない、
それでいて顧客に本物だと思わせる、レトリックで販売する業者が、
たまにいる。
大都市のコインショーなどでは、流石にそういう業者は出ていないが、
単なる「骨董市」ではそういう業者が混じっているので、
これからコイン・貨幣を集めたいという方は注意されたし。
この記事について
このページは、2018年7月16日の午後5時15分に最初に書かれました。
その後も、内容を更新したり、削除したりする場合があります。
古い記事は、内容が古くなっているか、間違っている場合があります。
その場合でも、訂正や修正をしない事もあります。
また、記事は、用語の厳密性に欠き、表記揺れも含みます。
厳密な調査に基づいた記事ではありません。これは筆者の主観です。
怪文章のようなものもありますので、回覧にはご注意下さい。
自分でも、「馬鹿が馬鹿言ってる」と思うような記事もございます。