人材がいない

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商店街やコミュニティにおいて
「人材がいない」という話を耳にする事がある。
 
僕は、「潜在する人材」はいると
思っている。
それを、商店街やコミュニティが
組織化できていないだけだ。
 
商店街やコミュニティが「自然」のものであり、
そこに住んでいるものは、
すべからく所属すべし…

これが違う訳だ。
 
商店街やコミュニティで、
人材を確保するには、あくまで社会的に
「組織」していかないといけない。
 
その「組織」していった中で、
人材を探す…といった塩梅になる。
 
だが、「潜在する人材」というのは、
既に他のコミュニティや組織に、
モバイルに、アジャイルに、バーチャルに、
様々な方法を持って既に「組織されて」しまって
いたりするので、
商店街やコミュニティで組織化するのは難しい。
 
だから「人材がいない」というのは、一面は嘘で、
「人材を登用できない」「人材を組織できない」というのが
本当のところではないだろうか。
 
商店街や、コミュニティを、
「プライマルグループ」にしてもらうのは難しい。
これらが、「プライマルグループ」つまり、
「住んでいるなら、第一に所属すべきグループ」と
いまだに考えている、古くからの住人と、
そうは思っていない新しい住人、
この齟齬が、ますます、組織化を難しくしているように
思えてならないのだ。
 
本来、街おこしなり、コミュニティの議論にしても、
こういう話をしたいのであるが、
どうしても「マンションの人が役員をやってくれない」
「高齢化だ」みたいな、表面的な話に終わってしまい、
自分の力不足を痛感する。
 
商店街や、コミュニティにおいて、
「どこまでの組織化」を目標とするのか。
住んでいる人口比率において100%を目指しているから
おかしな事になる訳であって、
 
そんなのはもう無理なのであるから、
組織化できる範囲で、
できる事をやったら良いと思う。
しかし、現実として、役員なり係なりを
リクルートするのは大変な事である事を、
大いに強調しておく。


この記事について
このページは、2018年12月18日の午前5時58分に最初に書かれました。
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