返信時間で「親密度」が分かる?:電子メールの心理学
2011.12.16 FRI 11:46
データを調べた結果、親しい友人からメールが届いた場合、返信にかかる時間は平均7時間以内であることが明らかになった。相手が仕事関係の場合はもう少し長くかかり、11時間近く送信しなかった。しかし最も大きな差が出たのは、相手がよく知らない人だった場合だ。返信には平均50時間かかった。言い換えれば、誰かについてあなたがどう感じているかを知る簡単な方法とは、「返信」ボタンを押すまでにかかった時間を計測することだ。
同じような不変性が、ソーシャル・ネットワーキング・サービスにも当てはまる。『Facebook』の平均的ユーザーは、オンラインに130人を超える「友人」を持つが、同サービスが、実世界での友人関係に根本的な変化をもたらすには至っていない。調査の結果、Facebook上にたくさんの知り合いがいるユーザーでも、実世界にいる親しい人の数は他の人々と変わらなかったという(日本語版記事)。唯一の違いは、実世界の友人のほうがより大きな精神的支えになっているらしいということだ。
2011年の記事だが、心に留めておきたい事だ。ジョン・アーリによれば、バーチャルでのコミュニケーションは「近接性への欲求」つまり、有体に言うと「オフ会したい」という欲求を高めるという。
浪漫飛行
逢いたいと思うことが何よりも大切だよ
苦しさの裏側にあることに眼を向けて
夢をみてよどんな時でも
全てはそこから始まるはずさ
君と出逢ってからいくつもの夜を語り明かした
はちきれるほど my dream
トランク一つだけで浪漫飛行へ in the sky
飛びまわれこの my heart
日本の90年代という時代に、この歌が流行した。
それは、人々の「移動への欲求」「近接性への欲求」を
表現したものではなかっただろうか。
「逢いたい」ではなくて「逢いたいと思うことが何よりも大切だよ」
と表現しているところに、この歌の妙味がある。
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