スティグリッツ発言

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ジョセフ・スティグリッツ「グローバリゼーションの悪い面について」
2014.04.21
 

現在、進行中の貿易協定案は、多くのアメリカ人をグローバリゼーションの悪い面に追いこむ恐れがある。

 
アメリカの碩学の反TPP – スティグリッツ教授の日本へのアドバイス
2016年03月20日
 

<TPPは多国籍企業のロビイストが書いただけ>
 圧巻はTPPについての主張である。講演の半分近くをTPP批判に充てた。
 TPPは自由貿易協定(Free Trade Agreement)だというが、それなら3頁ですむ話なのに、何と6000頁。誰も全部を読みこなしていないだろう。
 オバマ大統領は、21世紀の世界のルールは中国に書かせず、アメリカが書くと言ったが、多国籍企業のロビイストが書いているだけのことで、大企業に都合よく書いている。

 
米保護主義に「外圧」を (時論) ジョセフ・スティグリッツ氏 コロンビア大教授
2018/4/9 23:09
 

■通商法乱用は国際法違反

ジョセフ・スティグリッツ 米コロンビア大教授

――トランプ政権が保護主義政策を打ち出し、中国との「貿易戦争」のリスクも出ています。

「『戦争』というよりは『小競り合い』だ。基本原則として世界貿易機関(WTO)で解決すべき問題だ。米国は国際法を順守する約束をしているのだから、問題があればWTOに提訴すべきだ。今の国際法が気に入らないならそれを改正する努力をすべきだ」

「安全保障を理由にした鉄鋼・アルミへの追加関税は、非常に危険な道だ。安全保障を名目にすれば、食品などほとんどの品目を対象にできてしまう。危険な前例になる」

「制裁関税の対象になった日本と中国の米鉄鋼輸入に占める比率は小さい。安全保障の問題ではなく通商法の乱用だ。米国の誰かが、これは違法だと米国内で裁判を起こすべきだ。まだ起きていないのは、米企業が政府を恐れているからだろう。民主主義にとって良いことではない」

「制裁関税で、欧州は除外したのに長い同盟国の日本を対象にしたのは問題だ。トランプ大統領の対応は日米関係上も非常に問題がある」

 
スティグリッツ発言に整合性を見出そうとすると、
 
「グローバリズムではなく、国際的で公正でフェアな自由貿易というものがある筈で、
 それを目指してやっていかなくてはならない。
 大企業は暴利を貪ってはいけない、格差の拡大を止めよう」
 
こういう感じかと思う。
ただ…TPPの時は「多くのアメリカ人をグローバリゼーションの悪い面に追いこむ恐れ」などと言い、
貿易戦争が始まれば「米国は国際法を順守する約束をしているのだから、問題があればWTOに提訴すべきだ。今の国際法が気に入らないならそれを改正する努力をすべきだ」などと言い、
 
あまりにも、建前の理想論すぎやしないか、と僕なんかは思う。
良いグローバリズムと悪いグローバリズムがあって、それを化学実験のように
分離できるものなのかどうか、
それはできないと思うんだが、
この方は、どこまで、マジでコントロールできると思っているのか…。
 
小林よしのりが「反TPP論」でスティグリッツ引いてて、
小林氏は、以前は、ノーベル文学賞取った大江健三郎をバカにしていた癖に、
今度はノーベル賞って事で持ち上げて引用するんだから、
本当に、歴史修正主義って面の皮厚いね。
 
場当たり的な理想論っていうのが、
スティグリッツの本質なのかなあ?


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