世紀末には日本ではオウム事件が起きたり
阪神大震災が起きたりした。
それが日本において終末論を醸成して、
リキッドモダニティ観に接続された感は否めない。
また、終末論は、安易な「不幸な新世紀の幕開け」にも接続され、
9.11やイラク戦争…モニター越しに恐怖を煽るというスタイル。
実態以上に「コミュニティは崩壊している」
と喧伝されすぎたきらいはあると思う。
それは…かつての戦争は決してモニターには映らなかった、
そもそもモニターはなかった、
不幸や恐怖を全世界のモニターで配信するというスタイル…
それこそが、本当の「敵」ではないか?アメリカや安倍首相が敵なのではない。
アラフォー以降の世代は、自身が世紀末において
どんな終末論を振りまいてきたか、
それを思い出しても良いのではないか、と思う。
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