沼津で、ラブライブの聖地巡礼があり、
それをビジネスにしていく様子をハタから見て
いると、表題の通り、”つながるために好きになる”
という現象が、供給側にも、消費側にも
見られるような気がする。
「好きな人のものは好きになる」というタイプの
人間が多いのか、若しくは、そのタイプの人間が
ネット社会によって開発されていっているの
だろうか…。
つながりたい相手への愛着が、その相手の愛着している
ものへと向かう…世代問わず、ある種のコミュニケーション志向、
コミュニケーション作法の人が、そういう愛着行動に
出ているように感じる。
人間が、個人が、何を愛着の対象として選択するか、
という事について、自分が愛着しているものの、関連、
relativeな展開を見せる、これは例えば趣味の世界でも
有り得る事ではある…あるのだが、確かにあるのだが、
どこまでrelativeなら少なくとも知的に見えるか、
という点で躊躇してしまう。
周囲に合わせて、「あたしもコレスキー」「コレスキー」
と合わせて、合わせて、ついぞ、「ホンマは好きやないねん」
というモノローグ、独白が叫び出しはしないだろうか、
と気になる。
心理のシステムを理解しても、その人間というものは
理解できないという難しさだ。
この記事について
このページは、2019年9月12日の午前5時53分に最初に書かれました。
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