小沢健二「彗星」

with コメントはまだありません


オザケンの「彗星」をダウンロードで聴いて
いるが、ボーカルがぼやけてしまっていて
何かミックスがおかしくないか?
 
ボーカルがオケに潰されているように
思うんだよな…。歌はうまくないけど
朗々と歌うところに良さがあったのに…。
 
もう1995年のマジックは僕には
かからない。The End of Adolescence
である。
 
単純に聴きづらいボーカルである。
まあ、歌は良いんだけど…。ポップスで、
母国語で、何言ってるかわからないっていう
のは。
 
カタルシスに持っていく系のポップスで
このボーカルはないわって思ったが…。
敢えてのこのボーカルを絞ったミックスと
いうなら、もうサブカルチャーは難しすぎて
僕にはよくわからない。
 
こんな人って声が出ないもんなのか…。
何より…”苦しそうに歌っている”という印象を受ける
んだな…。自分で昔のように歌おうと思っているのだけれども、
それに喉が身体がついていかない、という感じをすごく
受けてしまう。
 
ASKAの復活ライブに行った時、声が全然出てなかった時に
あたってしまって、ライブに来ていた人が、

もう伝統芸能だ

って言っていたのが、記憶に残っているんだけど、
J-POPも、ベテランに関しては、そういう領域に
入ってしまったのだなあ…
と悲しく思う。
 
ASKAでも、オザケンでも、
「ただ、歌っている姿が見られれば満足」
「どんな曲だろうと新曲が欲しい」
というファン層があるんだよね。
僕はCD派(=ダウンロード派)だから、
もっとストイックに良し悪しを聴きたい。
 
サブスクリプションで、曲の単価が低くなって
しまったので、曲を買うリスクも低くなったから、
曲にかけるコストも情熱も低くなって、
コストの低いSNSのプロモーションに情熱を注ぐように
なってしまっては、名曲は出てきません。
 
思えば、世に、良いメロディメーカーも沢山いるし、
良い作詞家も沢山いるんだろうけれども、
どうしても”名前”で売れないので、影で活躍している
人が沢山いるのだろうな…と思ってしまう。
 
シンガーソングライターという幻想を、伝説を
守るために…。


この記事について
このページは、に最初に書かれました。
その後も、内容を更新したり、削除したりする場合があります。
古い記事は、内容が古くなっているか、間違っている場合があります。
その場合でも、訂正や修正をしない事もあります。
また、記事は、用語の厳密性に欠き、表記揺れも含みます。
厳密な調査に基づいた記事ではありません。これは筆者の主観です。
怪文章のようなものもありますので、回覧にはご注意下さい。
自分でも、「馬鹿が馬鹿言ってる」と思うような記事もございます。




SiteMap | ページ一覧 | サイトマップ