ネット時代、SNS時代になって、ますます「大衆が許すか、許さないか」という事が、大きな力を持つようになってきた。不倫しかり、闇営業しかりである。テレビ芸能人というのは、ある種の水商売、人気商売であるからして、大衆の意向に左右されるのは致し方ないところはある。
これは民主主義というより、資本主義の論理だ。最終顧客である大衆は、テレビ芸能人に対して、好きである、嫌いである、興味がある・ない、許す・許せないという事を表明して、そのテレビ芸能人がテレビに出ても良いかどうか、間接的に決める力を持っている。
力があれば力を使う、叩くタイミングがあれば叩く、このような、人間の一面はある。毎年のように、テレビ芸能人がテレビから消えていく。テレビは見てもらわなければ、全く話にならず、これは仕方ない、興行であるから、テレビ興行であるから、本当に仕方ない事ではある。だが、テレビ興行そのものの面白さよりも、誰かを許す・許さないという事が娯楽として消費されているような気がして、何とも、人間というのは、難しいものだなあ…と思うのである。
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