ロールプレイング・ゲームというのは、ほとんどが「ファンタジー」的な世界観だ。現代物のRPGも、あるにはある。だが、「剣と魔法と勇者」というのがセットになっている。これは、RPGが時代劇化しており、お約束事が決まってしまっている。
僕は時代劇はけっこう好きで…。RPGのいわゆるお約束事も、嫌いではない。そして、ツールが発達して、RPGをユーザが作り、ネットで発表する時代になった。これは、まず、とても良い事だ。自分で作るというのは素晴らしい事だ。
時代劇でも、定石を外した意欲作…というのが、案外、滑っている…という結果に終わる事も多い。時代劇も、あれはノンフィクションではなくて、考証があるにせよ、時代劇…という様式美や定石、定理のようなものが動いている。
だから、これは大きなチャンスなのだ。ゲームの世界には、まだまだ、誰も触っていないジャンルや切り口が、沢山残されている。単に、「ノベルゲーム」というジャンルでも、美少女ものにテーマが集中しているから、他のテーマの話を攻めれば、正に未開の道を行くが如しだ。
システムから作る…という人も多い。本当にその努力は賞賛に値する…凄い人たちが一杯いる。そんな中で僕が戦える分野はプロットや世界観の部分なので、そうなると、戦略として、他の人があまり扱わないテーマでゲームを作る、という事になるのである。
ゲームではドラクエが一番好きなのだが…プレイする側ではね!
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このページは、2020年2月11日の午後1時44分に最初に書かれました。
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