今作っているゲーム…最早、「ノベルゲーム」と断らなくても、「ゲーム」と呼ぶ事ができよう…。そのゲームの、Status画面の呼び出し、元の画面に戻る…という、一巡のフレームだけはできた。Status画面の中身はできていないのだが、この画面には、主人公のビジュアルを入れたい。主人公のビジュアルがあがってくるのが3月末日ぐらいになろうか…というところなので、そこまでの準備をしている。流石に、主人公のビジュアルがないうちから、ストーリーやシステムを詰め切る事はできない。
HTMLは散々、やってきたが、その要領に近い形で、Unityで少しずつ、制作が進んでいる。HTMLも、やらないだけマシであるといえる。Unityも、最初はとっつきにくかったが、何かに詰まるたびに検索して調べて、ひとつ覚えて、また詰まったら検索する。こうやっている間に、できる事が少しずつ、増えていく。
シーンでわけて遷移しているのではなく、ひとつのシーンの中で、オブジェクトをアクティブにしたり、非アクティブにしたりという操作でやっている。別のシーンにしてしまうと、「宴3」のデータベースを読み込む事ができなくなってしまいそうだからだ。そのデータベースを新しいシーンに渡す…というところまでは、できそうにないので。
ちょっとずつ、ちょっとずつ、「少し頑張ればできるのではないか」という目標を定めて、それが達成できたら、また、同じように「もうちょっとやればできそう…」という目標に向かう。それを繰り返しているうちに、何とか、ヨチヨチ歩きながら、形になっていったようだ。ゲームは、シナリオ、システム、音楽、ビジュアル、様々な要素があるので、飽きない。どこかが詰まれば、別のところに手を入れてゆけば良いのだし…。ひとり開発の気楽さで、システムに気が乗らない時は、別のところに手を入れたら良いという寸法である。
Google Play Storeなんかを見ていると、稀に、「100ダウンロード以下」なんてアプリを目にする事がある。そういうアプリは恐らく、無数にあるのだろう。僕らが目にするものは、人気のあるもの、インディーズでも力のあるものが流れてくる。だが、自分のマイナーなものと同じように、目にする機会のないものは、多数を占めているだろう。それを考えたら、神絵師のタイムラインで心が折れる、とか…。それはないだろう。人間というのは同じようで同じでない。レベルの差というものはある。
さて、ゲームの方向性としては…Super CD ROM2感、マイナーなPlay Station感、というのだろうか、「平成のニュー・レトロ」みたいなゲームにしたいと思っている。日本のノベル・ゲームというのは、美少女ゲーム乙女ゲームが席巻した影響から、その手のゲームが非常に多い。ロール・プレイング・ゲームは、ファンタジーやSFばかりである。電車でスマホをやっている人を見れば、たいていはパズル・ゲームをやっている。お笑いの理論で考えればこれはチャンスであり、大多数が同じ方向性を見ている時は、必ずそれに対して「一家言ある…」人達はいる。だからこそ、ちょっと毛並みの変わったゲームを、ネットやスマホに投下する事には、意味があると思う。
本当に、オリジナルなゲームを作っている訳ではない…ので、このように大言壮語するのは恥を晒すやも知れぬ。いや、そこまでの大言壮語はしていないだろう。何れにせよ、ゲームを毎日、少しずつ進めていく事がとても気分が良い。Unityというものが、ここまで可能性のあるものとは…。RPGツクールもそうだが、このようなゲームのフレームがなくて、ネイティブでゴリゴリ、コードを書いて…というのは、あまりにもしんどい。それができる人たちにとっては、子供の手遊びみたいなものかも知れないが、子供の手遊びから始めて、どこまでも高みにゆける…という。
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このページは、2020年3月7日の午後4時41分に最初に書かれました。
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