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萌え…というか、”コミック系”のキャラクターを、自衛隊なり、献血なりのポスターに使う是非が、いっとき、話題になったように思う。正直、ニュースになったからニュースになった…という、自家撞着的な、自己再帰的な展開だったように思う。
 
改まって、「こういう問題についてどう思いますか?」と問われれば、人は、それなりの事を答える。このテーマでいえば、「別に問題ない」「公的機関がこういうのを使うのは…」と意見が割れるだろう。そうではなくて、まず、この問題がニュースになっていない状態で、この手のポスターを見た時、やはり、”それなりの事”を考えるだろうか?という事だ。
 
ニュースに対して、意見が割れる、そうすると、反対意見に対して、どんどん意見が対立し、先鋭化していく。だけど僕らは、最初っから、本当にそんな事を考えていたんだろうか?その手の現象が、かなり多く発生しているように思う。フェミニズムをめぐる論争というのも、正にそうで、理論をどんどん進めていくのも良いが、”素の自分”が、本当は、”男”や”女”について、どう思っているのか?というのを、一歩も二歩も引いて、内省してみるのも良いかも知れない。
 
つい、言葉の立つ人たちの言葉に、大きく同意したり、大きく反発していくうちに、僕たちは、素の感情を失ってしまっているかも知れない…なあんて、思うんです。


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