映画そのものがゲームの中であり、
この映画は、主人公が見ていた仮想現実に過ぎなかった…。
映画そのものがフィクションである、というギミックではなく、
ゲームを翻案しているこの映画は、実は、仮想現実に没入している
ゲーマーの観ていたものだった…というギミックだ。
説明する事すら難しい。
単純に、これは非常に理解し辛い。
あらゆる映画には、前提となる知識が必要になるし、
全くまっさらの状態では、どんな物語も理解できないから、
多少の事はしょうがないかな…と思う。
だが…この映画のプロモーションは、あくまで、
「ドラクエを3Dアニメにしました!」というものであり、
上記のようなギミックが施されているとは、誰も心の準備を
していない。ましてや、夏休みに封切りするアニメ映画で
ある。
このギミックは、プロモーションにおいては完全に隠され、
インターネットでそのギミックが議論されている。
これが、炎上の理由に他ならない。
親子連れが来るような映画で、やって良い事と悪い事があり、
それがわからない監督以下、シナリオに責任のある者は
無能というより、無情、非情としか言えない。
あれを笑える楽屋落ちとして表現したかったのであれば、
少し、演出の面でも疑問があるし…。
奇妙な映画ではあった。
この記事について
このページは、2019年8月12日の午後3時09分に最初に書かれました。
その後も、内容を更新したり、削除したりする場合があります。
古い記事は、内容が古くなっているか、間違っている場合があります。
その場合でも、訂正や修正をしない事もあります。
また、記事は、用語の厳密性に欠き、表記揺れも含みます。
厳密な調査に基づいた記事ではありません。これは筆者の主観です。
怪文章のようなものもありますので、回覧にはご注意下さい。
自分でも、「馬鹿が馬鹿言ってる」と思うような記事もございます。