Scriptless

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現在のCOVID-19の状況を語る上で、「scriptless」であるという状況があるだろう。台本がない。適切な台本がないのだ。故に、「凶悪なウィルスが人類を苦してめている」という台本にすり替わってしまう。
 
これまで、フィクションの世界はウィルスをどう語ってきたか?凶悪なウィルスが蔓延して人類を滅ぼそうとする。または、凶悪であるウィルスを権力が隠そうとしている。もしくは、悪魔のウィルスを悪人がばらまいた、等々。
 
この、実にベタな物語に、西側諸国が乗っかってしまった。キリスト教文化圏の考えだろうか、一度「敵」だと認定したら滅ぼすまでやる。CO2然りだ。
 
Without Scriptの状況だ。Scriptを作れる人間であれば、これがScriptlessな状況であると気付くべきである。カミュよりかはカフカ的な状況ではある。そして書き換えられるべきScriptは、WHOや政府や行政にとって不都合なものだ。日本においては典型的な状況であるかとも思う。
 
これまで撲滅できたウィルスというのはほとんどない、というScriptよりも、ワクチンを打って集団免疫を獲得しCOVID-19を駆逐するというScriptの方が受ける。大衆向けメディアが更にそのScriptをわかりやすく、どぎつく演出する。それを政治家が信じて施策を打つ、というような循環になる。
 
このヨタ話を、信じるも信じないもあなた次第だ。ただ、New NormalにもSocial Distance が必要であろう。管理したい人は管理したいから管理するのである。小泉進次郎文法である。このトートロジーは案外強力であり、COVID-19は対処すべきだから対処するという毒が回っている人は多い。


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