精神病を診る…にあたって、かつては悪霊が憑いているといわれ、それから身体的な部分に注目したり、そして社会的・家族的な背景を診るようにもなってきた。昨今では「脳」と「数値」に注目されている。日経の飛ばし記事で「脳さえ診れば全て診断できるようになる」というものがあったが、社会的・家族的な背景・環境を無視して、「脳」と「数値」だけ診るようになれば、また精神病医療というものは逆流してしまう。DSMやICDのマニュアル診断、横断的でない「ゲーム脳」等の専業診断、いや、何とも言えない香ばしい感じが致します。
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