What is a Goal

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コロナ対策、コロナ対策というが、何がゴールなのか。いつまで自粛要請します、そしてそれが延長される、という事を繰り返している。規制と緩和を繰り返していくのは仕方がないが、一体、何がゴールなのか。マイルストーンというか見通しというものが、あまりない。
 
ただ、何がゴールか、定め切れていないのはどこの国も同じだ。最もうまくやっていると言われるドイツを除けば、イタリアでも規制と緩和の綱引きがあるし、アメリカでもそうである。政治の役割として、規制と緩和の綱引きと、ある程度の数値目標を達したらここまで緩和するとか、やっていかないと、延々と長い消耗戦を戦う事になってしまう。恐ろしい数字を出して、その後緊急事態宣言を全国に出して、「うんと、頑張れ!」みたいなのは論外である(官房長官は政府見解ではないと言っているらしい)。そんな寒いシナリオを描いたのは誰だ?おいおい、お寒いシナリオだな。
 
仮に感染者がかなり減少したとして、その代償として、日本の上場企業から中小企業まで倒産しまくったとか、失業者が増えたとか、そうなってしまってはどうしようもない。キャッシュに厚みがない企業の方が悪いなんて簡単には言えない、日銭商売というものはあって、日銭商売のサービスを受けた事のない人なんて、まずそんな人はいない。恩恵はある。専門家会議が目指すのは「感染者ゼロ」かも知れない、それは医師の仕事だ、医師の仕事は病人と死人を出さない事だからだ。だが、我々民間の考えとしては、「ちょうど良いぐらいの自粛要請」でないと困る。経済的に絶望的な死を迎えたが、感染者は減っています、では夢も希望もない。だいたいが専門家会議で発言している専門家や、ちょくちょく声明を出す地方医師会というのは、別に病棟の最前線に立っている奴等ではない(イメージだが、医師の世界の政治というのはかなり辛いものであるとは聞く)。
 
失業しても死ぬよりマシだろう、倒産しても死ぬよりマシだろう?と、現場を人質に取っているのは、彼らも同様である。「ちょうど良いぐらいの規制」はわからない、シミュレーションの数字は静的であって、現実は本当は動的であり、ふたつのたった今の現在というのは持ち得ないからだ。
 
医師にせよ、WHOにせよ、通常時であっても、彼らの言う事を全て聞いていたら、正にカチコチ社会になるだろう。酒も飲まず煙草も飲まず適度に常に運動し、様々な人と快活に交流して、エネルギッシュに働く、嗚呼くだらないくだらない、馬鹿馬鹿しい、もうブログなんて書きたくないなあって思う。最近、ブログの閲覧者が増えてきてしまったのだが(元々すごく少ない)、僕とは違う考えの人もいると思うし、不愉快になったりする人もいると思う。このブログの内容は書き殴りであり、その上、影響力というものは、全くないのであるから、どうか堪忍して頂きたいと思っている。間違いも多いと思うし、僕の考えも変わっていくし、傲慢な医師も素晴らしい医師も見てきた上で、色々ゴニョゴニョ考えてゴニョゴニョ書いているだけである。


この記事について
このページは、2020年4月17日の午後2時57分に最初に書かれました。
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