500円踏み倒され、確定

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とある知人に、500円貸しており、
返してくれるように、何度かお願いをしていたのだが、
全く返事がない。
 
かなり、怒り心頭であった。
たかが500円でしょ?と思われる向きも
あるかも知れない。
 
大学時代の知人で、一年生の時に、
三千円ぐらい貸した。
返ってこないので、電話したら、
パチンコ屋にいた。
 
パチンコする金があるぐらいなら
金ぐらい返せるだろ?と、
他の知人の助言を得て、
何とか返してもらった。
 
その同じ大学時代の知人が、三年生の時、
15万円?ぐらいの、まとまった金を貸して
くれ、と言ってきた。
 
親にも借りられない、
他に借りるあてなどない、
などと、涙ながらに言うので、
仕方なく貸した。
 
卒業してからも、なかなか返済が
進まなかったので、会う機会があって
会った。その時、僕は失業しており、
その知人ともう一人は東京でよく
会っているようで、
僕を置き去りにして、二人で話が
盛り上がっていた。
 
そして、会計の時に、
 
「お前、金ないんだろ?出しとくよ」
 


 
…いや、お前、僕にお金返してないのに、
よくそういう事言うね?
 
と思ったが、僕はその場で突っ込めない人というか
我慢に我慢を重ねるタイプなので、
あとでそれが溜まって、爆発して、
 
そいつの勤務先に連絡して、
借金している旨を伝えて、
場合によっては給料を差し押さえる旨も伝えたら、
その後、本人に話がいって、振込みで返してもらった。
 
今回の500円の事に関しても、
結局、金を貸して、返してもらえなくてもニコニコニコニコ
ニコニコニコニコしていない限り、
友人を失う理由になる訳だ。
 
15万円貸した知人とは、
もうその後一切の連絡はないし、
そこが糸口になって、大学時代の友人関係の
大半は崩壊してしまった。
 
500円貸した知人とは、もう、
一切連絡が取れない状況だ。
これは完全に踏み倒す気だろう。
 
案外、人から借りた金を
踏み倒す奴は多い。
特に証拠の残りにくいもの、
例えば、賭けマージャンの貸し借りとか。
 
賭けマージャンは違法ではあるが、
ただ、踏み倒した奴だって、勝ってる時は
金をぶん取っているので、
それは博打道上、不公平だと思っている。
 
マインドセットを変えて、
「500円返してくれない」ではなくて
「500円踏み倒された」
そういう風に、意識の変更をしていこうと思う。
無意識までに、染み込むほどに。
 
とりあえず、今日のところは気分が
おさまったが、
新しいテーマとして「借金」、
借金とは何か、いったい借金の本質とは、
そういう事をこれから掘り下げていこうと
思っている。


この記事について
このページは、2018年11月14日の午前6時14分に最初に書かれました。
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