昨今は、ネット証券が流行しているが、かつてはそういうものがなく、それぞれの地域の証券会社が顧客を持っていた。家や会社まで赴き、その場で注文を聞く、というやり方も、そんな昔ではなく、あったのである。
ネット証券は不安、大手証券会社の方が安心。そんな意見もある。だからこそ、店舗型の証券会社は、「心の付き合い」というのが必要だ。少なくとも、そのように思わせなくてはいけない。そうでなければ、わざわざ、手数料の高い大手証券会社を使う意味なんて、1ミリもない。
そういう訳で、毎年のように担当が異動になり、交代していく証券会社を切ろうと思う。この証券会社が、10年前、内部資料を家に忘れていったのだが、「投資信託で客をハメよう」というプレゼンテーション・シートがその中にあった。また、その担当は、「他の口座に金があるなら、うちに入れろ」と言ってきた。だんだん、やり方がおかしいと思い、かなり苦情を入れた。
それから10年、まだ付き合いは続いている。だが、もう潮時だろう。コンプライアンスのキツさと、一方での冷たさ、債券冬の時代、毎年のように替わる担当者、担当者が変わるたびに心の無い電話と訪問、高い手数料、未だに統合の終わっていない使いづらいシステム、何も得るべきものなし。
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