今ではLINEを使っているが、前評判で、LINEは怖い
っていうのを聞いていて、なかなか使わなかったのだが、
数年前、ある時、使おう、と思って使い始めた。
僕は、風俗の店に行ったりするので、その予約とかに
LINEを使ったりもしていた。その時は携帯を一台しか
持っていなかったので、どっちでも使う訳ですよ。
で…。ある時、学校に用事があって、学校のPCを
見てみたら…「PC版LINE」っていうのがあって、
へえ、こんなのもあるんだ…と思い、何か、
連絡する必要があって、事務の人に、この人の連絡先
知ってる?って聞いたら、
これには入っていないけど、リコメンド機能で出てくる
よ…みたいに言われて。で、操作するところを見たら、
いやー、PC版LINEは、フレンドのフレンド、それこそ、
データベースを利用してか、人脈をですね、
フレンドのフレンド、そのまた関連性の強そうなフレンド、
アカウントを、タイムラインで出す機能が当時
あってね。
これ嫌だなーと思いましたよ。学校のPCにPC版LINE入れないで
下さい、って申し入れして、その後、一旦、僕は自分の
LINEアカウントを消したんです。嫌でしょう?だって。
知られたくもない親族や、風俗のアカウントとか出して
こられたら嫌でしょう?
この機能自体が、公に話題になる事もなく、何時の間にか、
その仕様はなくなったんですけど、僕が見たのは幻で
しょうか。この機能、怖くないですか?プライベートでしか
やっていないSNSのフォローフォロワーを見られるような
ものですよ。発狂しちゃうよね。
僕は、「真面目な地域の人」ではないので、見られたくない
人脈もあるし、親戚とか家族とかのアカウントは見せたく
ない訳なんですよ。LINEはSNSとか言う人もいるけど、
そうじゃねーから。この機能があった、という事が、
あまりにも知られていなくて…セキュリティ系の人も
話題にしたのかな?僕が読んでないだけかも知れないけど、
本当、怖い、機能だったなーって思うんですね。
それでね、学校に、「PC版LINEは怖い」っていう申し入れを
したら、改めて酒の場で、こそこそやってないで表に出て
やればいい、なんて偉い人ふたりに詰められたりしてね、
だから僕はもう、コミュニティの仕事はやるつもりはない
んですよ。この人手不足の時代でね、40歳過ぎていてね、
タダで詰められながらコミュニティの仕事するなんてね、
コンビニバイトより酷いでしょう、コンビニバイトと比べるのが
失礼なぐらい、
近所で、鳩とか猫の餌ばらまく人がいるんですね、数十年来やってる、
今、僕の公的な仕事は、その人を監視する事だね、
これを続けていこうと思っている。一日、十五分ぐらいだけで、
まあ、その時間帯にまく事はわかっているんだよ。
結局ね、自治会とかコミュニティの老人も、人の子だから、
自分たちのやっている事を継承してもらいたいんですよ、
役員連中がね、良いような事を言っているようでもね、
好きにやろうとすると、今までと違う、なんて言うからね、
そうじゃないのよ。役員主義、組織主義じゃなくて、
本質的な(=実際的な、即物的な)意味でのコミュニティを
維持する事が大事なんだって僕は思うんです。
「地域のつながり」なんてよく、言う人いますけどね、
そういう、美辞麗句じゃなくてね、実際的、即物的な交流が
一番強いんです。かつてコミュニティが強かったのは、
それがないと、水も食べ物も仕事も手に入らなかったから。
今は違うでしょう?だからね、無理筋なんです。無理筋だから
こそね、役員や組織にこだわらず、実際的、即物的な
交流が大事なんですよ。コミュニティの精神を失った、
っていう話になるから、妙な精神論だけが残ってしまうんだな。
そして、この手の話はね、地域によって温度差が違う
からね、マンション暮らしでコミュニティ論を説いている
保守思想家と、どぶ板で自治会長やっている人の話じゃ
全然、重みも内容も違うからね。どっちが本当かは
知らんが。かつての”コミュニティ崩壊論”は、こういう現場に、
精神論を土産に置いていっただけで、僕は、あまり評価は
できないなあ。
この記事について
このページは、2019年10月10日の午前4時40分に最初に書かれました。
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