若者たち

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今の若者は根性がないとか
草食化しているとか
起業する人が少ないとか
留学しないとか…
 
社会全体の論でいえば
そうなのかも知れないが、
まず、団塊の世代のように
人数的なボリュームが昔と
違う事を考慮に入れる必要がある。
 
概して、「若者が元気」な国家は
国家自体の平均年齢が若い。
正規雇用を削り、その代替となる
労働もないまま、起業せよでは
筋が通らない。「わたしの履歴書」
を見ても、起業する前にまずどこかの
会社に入るパターンが多く、
 
その用意の少なかった世代には
もっと言葉を選ぼう。
 
個人個人で見れば、非常に面白い人、
我々の世代や、もっと上の世代には
評価すらできない活躍、実績のある
若者もある。
 
そして、若者論をダシに、社会や他者を
批判する材料にする事のないようにしたい。
若者論は利用されている。若者論を説き、
国家を嘆いているテイを見せて、その実、
老人の保身が変化したものである事も
往々にしてあるからだ。
それは老練にして巧妙にだ。
 
若者が情けない、弱弱しいように感ずる
というのは、世代間の抗争が起きていない
状態であって、かつての学生運動を見れば、
下の世代と上の世代が、お互いを憎み合っている
時代だってあった。それは、破壊だ。
香港を見ればわかる。
 
老人たちは、昔、殴られた痛みを忘れて、
若者にもっともっと火が点けば良いと思って
いるのだろうが、それは、理不尽に殴られる
という事でもあるのだ。
 
孫正義よ!


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