何故、戦前だけに回帰するのか

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何かあると「戦前に回帰している」という
批判があるが、どうして戦前だけに回帰
するのか?昭和30年代、大正時代、
若しくは他の時代には回帰しないのか?
 
戦前に回帰した、という論拠は、
多くはイメージ的であり、連想ゲーム的
である。回帰という言葉自体がイマジナブルな
言葉であり、情緒的な批判であると
言えばそうだ。
 
「戦前に回帰した時代を批判する」
パターンに持っていきたいだけじゃ
ないかと…。それ、回帰という言葉も
含めて、時代の時代性があるとも言えるが…。
 
日本の統治の問題点は「戦前」に
集約されており、それがエッセンスだから、
似た状況になると危ない…という考え方
なのだろう。しかし、実にイメージ的で
あると思うが…。
 
如何にしても、戦前の、それも日本の戦前の
時代性に恐怖を感じすぎており、同時代的に
暗い時代であったのだから、とは思う。
でも、それが世界共通の極左という
連中のひな壇論法だ。
 
極左が戦前を忌避するのに対し、
極右は戦前を美化するものだから…。
戦前というものは、極左と極右の争点になっている
だけであり、確かに政治的に大きい問題ではあるが、
現代、現在というものを、彼らには真正面から
論じて欲しい。戦前を持ち出すのはイメージ的
であり比喩的であって、そして扇情的な
言葉の使い方になる。
 
僕が思うに、反米だの反日だのに言える事は、
西欧アジアアフリカ全ての諸国において、
かつて巻き込まれて、今も巻き込んでいる
グローバリズムに代表される現代のシステム、
制度、誰か首謀者がいると思い込んでいるが、
現代のシステム、制度には、首謀者がいない、
だからどうしようもない、という事に
気付いて欲しい。まあ、マスコミはインテリ
だから、わかって首謀者探しをしているのだろうが…。
 
アンチ・オイディプスを読んでいると、
いや、まだ読み終わっていないのだが、
「フロイトの呪い」心理学の呪いというか、
これこそが本当に根深いものだな、と
思うのである。インテリの国粋主義者にもフロイトは
無意識に根付いているから、
本当に改めて、改めるとビックリしますわな?
 
改めて、おかしな事書いてないかな?と思う、
自分でおかしな事書いていないかな?いや?
書いてる?書いてる!!!ズコーーーッ!!!!!!!!


この記事について
このページは、2019年4月6日の午前9時30分に最初に書かれました。
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