焦りと苛立ち

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石野卓球が海外に行っているようだ。
以前から、Twitterなどを見ていると、非常に
焦り、苛立っているように見える。
 
あくまで外野席、遠くから見ていると、
彼のパフォーマンスというのは、ある種の
焦り…ではないにしても、「怒り」「苛立ち」を
感じさせる。常にイライラしている。
 
僕は、本当の事を言えば、クラブと言えば良いか、
テクノと言えば良いか、このシーンにおいて、
ある種のドラッグがカジュアルに消費されていても
まあしょうがないかな、とは思っている。
そして絶対に関わりたくないと思っている。
 
今から思えば、あいつはやってたな、というのも
心当たりがない訳ではない。モーリ氏やオバマ氏も
学生時代にドラッグをやっていたとか何とか?
僕も、実は街頭でマジックマッシュルームを買って
食べた事がある…悪酔いしてゲーゲー吐いて、
もう二度とするまいと思った。幸運にも良い方向に
気持ちがいかなかった。
 
マジックマッシュルームについては、「いじめてくん」という
吉田戦車の漫画に登場したり、鈴木みそのエッセイ漫画に
出てきたりしたので…何となく憧れがあったのだ。
あれが本当に何だったのか、はわからない。
 
話は石野卓球に戻るが…。彼は、ワイドショーは嘘ばかり、とは
言うが、もしインタビューで、改めて、ドラッグとクラブシーン、
テクノシーンの関係を問われたとして、どう答えるのか、という
事には興味がある。ワイドショーが全部嘘だとしても、
ある種の文化とドラッグという結びつき、これは巷間に
漏れ聴こえてくるところであって、シーンを牽引していく
彼、そしてピエール瀧というものは…。
 
そして一方で思うが、ドラッグを完全に根絶するというのは
難しい。疫病を根絶するように、ドラッグを根絶したりするのは
難しい。人間が自発的に行うものだからだ。
ドラッグをやっている人だろうが、何だろうが、人には人を
好きになる自由がある。ドラッグをやっている人を愛する事と、
ドラッグ自体の流通・使用を抑える事は両立して良い。
 
石野卓球が何に苛立っているかはわからない。だが、下世話な見方を
すれば、供給元が抑えられたから、本場に何かを探しに行った
ように見えてしまう。ワイドショーが全部嘘だとしても、
彼らが関わってきたクラブシーン、テクノシーンが、本当にドラッグと
距離を置いた健全なものだとは思えない。
彼のこのところのパフォーマンスは、不健全さを一層、再宣言した
ように見える。捕まってしまえば楽になるとも思えるが、
一種の時代の記憶として、昔はあんな事もあった…とあとで
思い返すためにも、逃げ切れるものなら逃げ切っても良いのかな、
と思う。
 


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