以前、どこかで、
「中島みゆきの”慕情”の”尽くしたい”はダメだ」
というような事を書いた記憶がある。
それを訂正したい。
いや、僕の気持ちが変わった。
いや、僕も今年、四十になる。
誰かに出逢った頃に戻って、その人に尽くしたい
という気持ちが…
わからんでもないのよ…。
歌謡曲の定番として「人生やり直したい」っていう
のがあるけど、この「慕情」は、それを上手に
扱っているしエモーショナル。
僕の中の中島みゆき・ベストソングではないけど、
聴けるようにはなった。
ちゃんと歌詞を書いている人の歌詞は、時々、引っかかる
事もあるけど、あとで意味がわかる。
あと、どうでも良いと思っている歌ばかりが、
頭の中で数時間、リフレインする事があるのだが、
これはフロイトの夢理論でいうと、なにがしかの
解釈できない事象を解釈しようと白昼夢を見て
いるのかな…。
フロイトや、フロイトが引用で提示している、夢理論に
ついては、今、21世紀の現在でも解決していないので
面白い。社会学とかの面白さは、例え18世紀の論点でも、
現在、残っている論点だったりするんだよね。
それが古典の面白さ。
フロイトもドラッグをやっていたってネットで見たん
だけど、ドラッグやってなかったら、オイディプス理論を
強化しなかったかも知れないから、どうなのかなーと
思う。たらればすぎますか?
教育学者にしても、親子論、多すぎませんか?
むしろ、親子論が親子の関係を苦しめていませんか、
と僕は最近思うんだなー。フロイトの呪いですよ。
アンチ・オイディプス、オイディプス=親子論の呪縛を
取り払ったら人は精神的には孤児である(超意訳ですが)
っていう内容の指摘があって、中島みゆきって、パパが
とかママがとかってあまり言わないじゃないですか、
「わたしの子供になりなさい」っていう曲はあるけどさ、
こう、中島みゆきっていうのはさ、誰の心にもあるような
自分の中の「孤児」を癒すよねえ。
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