以前、ブログで、かつての美少女ゲームの事に
言及してから、セガサターン等のエロゲームが
懐かしくなり、
再び集めようかな?と思うようになった。
現在では、ほぼ同人のみ、ダウンロード向けの
販売となってしまったような感のある、
PC向け若しくは、コンシューマ向けの
エッチなゲーム。
僕の中では、美少女が沢山出てくる
アニメーション/ゲームというのは、
エロ/恋愛/女性向け
こういう確固としたカテゴライズがされて
いるのだが、
ラブライブの状況を見るに、
これは既に「クラシック・美少女カテゴライズ」
とも呼ぶべき…。
実写もののエロゲームなんかもあって、
まあ、内容のないゲームだ。
かつて、沢山あった、色々なハード…。
僕は元来、アニメーションよりかはゲーム、
ゲームよりかは漫画…といった嗜好が
あって、だからあまりラブライブというのが
好きではない、というのはある。
確かに街はラブライブで賑わっているように
思えるし、それを受け容れている人も
いるかと思う。
だが、自分が住んでいるところが
聞いた事もないようなアニメの「聖地」
になる…静岡県東部は日蓮宗が多いが、
日蓮宗でさえ「聖地」だと言わなかった
場所を、例え比喩的な意味合いであっても
「聖地」と呼称される事に対しては、
一歩、距離を置きたい、と表明する事が
そんなに傲慢な事であろうか?
「聖地」という言葉にそもそも
そんなにポジティブな意味合いも感じなくて、
エルサレムを巡る事を思い出すに、
「一体誰の聖地なんだ」という事で
紛争の種になるというイメージもある。
沼津はエルサレムじゃないが、
言葉ゲームのように「聖地巡礼」と
あまりに言葉を簡単に遣いすぎる。
アニメーションに対して宗教にも似た
信仰をもってして愛情を注ぐ事は
個人の自由であるから構わないが、
実際、人が住み、生活している場所を
タイアップしているだけで「聖地」と呼ぶ。
言葉の遣い方に注意してもらいたい、と
僕は思う。
秋葉原や池袋、中野ブロードウェイ、
オタクの聖地なんて言われるが、
まず、オタク産業、オタク関連産業が充分
育った上ではじめて「聖地」と呼ばれた。
沼津においては、順番が逆だ。
コラボしてプロモして、公金突っ込んで、養殖された
オタクの聖地だ。
「mother!」という映画を観た。
映画『mother!』の私的な感想―究極のタブーに踏み込んだ問題作―(ネタバレあり)
詩人の旦那と奥さんが、一軒家に住んでいるのだが、
詩人の旦那のファンが家に押しかけてきて…という筋書きだ。
ファンの心理というのは、究極的には神を求める。
僕はこの映画を観て、ああよくわかる、と思った。
最終的には、もう奥さんは家の事を制御できないように
なってしまう。
もっとも、アニメーションはいずれ流行が廃れるであろうから、
ますます神格化されるような事はまずないだろうと思う。
だが、はっきり言おう。
僕には僕の信仰があって、この沼津という地が
ラブライブの「聖地」と呼ばれる事を我慢している。
「mother!」の奥さんのように我慢しているんだよ…。
この記事について
このページは、2019年2月12日の午前6時57分に最初に書かれました。
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