2019年を振り返ってみようと思う。
今年の課題は、去年の体育部の忘年会から始まっている。
その場において、役員二名より、現会計をサポートしている
事について、「影でこそこそしていないで表に出てやれ」
と非難を受けた。そのうち、平の役員にはそれについて抗議
したものの、撤回はせず、「影でこそこそとはそういう意味
ではない」という謎の弁解をされた。
一応は、その場で許したが、この怒りの感情は時々、再燃
する事があった。本年度において、納涼祭の会計については
サポートを途中までしたが、その後、コミュニティの事務に
「体育部の仕事を一切辞める」と告げた。「お疲れ様でした」
と言ってくれたのは、この、事務の子だけだった。
後日、自治会長から慰留されたが、「悪いようにはしない」
などと言って、今後は一切、体育部をやるのをやめようと
思ったのである。会計について非難された事ではなく、
様々な非民主的な点があり、また、あまりにも不誠実な
発言をする方がいる。僕にはもう耐えられない。
完全に辞めた、辞められた、という意識もないまま、
近所の総菜屋が猫と鳩の餌をバラまいているので、それの
監視を始める事にした。見回りをするのである。その
効果はあって、その総菜屋は、少々、大人しくなったかの
ように見えた。一度、僕が監視している中でも餌をまいた
ので、それを写真に取って、商店街のページに掲載して
(総菜屋の名前は出さない)警告、啓発をした。
ここのところ、寒くなり、監視・見回りの寒さで、ひどい
風邪をひいたりもした。風邪で辛く、眠りたいのに眠れず、
仕方なく酒を飲んで眠ろうとするも眠れない。酒が回ってくる
感覚がないのである。
そんな事もあり…。地域、地域と、馬鹿を言っていても一文の得にも
ならないのだから、意を決して、HTMLプロフェッショナルレベル1の
資格を取る事にした。親しい人以外には、受験、及び合格の話は
していないが、内的な、気持ちの余裕の問題だ。一度目は不合格だった
が、二度目は、実践を多くして、80点で合格した。
僕も、20代後半の時は、派遣の仕事をし、店も少し手伝い、その上で
町内会の仕事をする…という素直さがあった。ブラックな会社と比べれば、
町内会は随分、お互いモノを言い合えると思っていた。今でも
そのように思っている。僕の地域でいえば、ブラックな会社と比べれば、
非民主的な町内会の方が大分マシである。
だが、30代という、貴重な時間を、父の介護と、町内会の仕事=体育部
に費やしてきたのであるから、これはこれとして、次は、自分の身を
立てるようにしていかないといけない。商工会議所の青年部のように、
二代目、三代目のボンボンとして、キャバクラゴルフ合コンみたいな話も
あるようだが、そういう、大学時代の二番煎じみたいな生活は絶対に嫌だ。
体育部を辞めた分の脳を、他に使わないといけない。体育部を辞めてから、
ゲームも作ったし、HTML5の資格も取れた。技術者からすれば、クソのクソ
のようなレベルだろうが、僕にとっては進歩だった。大学時代の友人で、
最後に借金を踏み倒されそうになったので、厳重抗議して、物別れになった
奴がいるが、そいつが、「通関士」の資格を取っている。僕は、来年から、
通関士の資格を取ろうかと思っている。
応用技術者試験の資格も取りたいが、ちょっと、キャパシティをオーバー
している。通関士は、実際はフリーの通関士というのは少ないようで、
実用性はないが、法的に独占業務として定義されているものであって、
オシャレなインポート・ショップに憧れているので、せめて資格で
夢だけでも見たいなあ、と思うのである。
人生は、夢を見て、頑張っている間だけは辛くないのである。町内会…
これは、コミュニティとしての機能の部分と、いわゆる役員選出の部分と
別の問題がある。「青少年育成」という部があり、これはどうも、
全国的にそのような部があるようなのだが、事実、「育成」を本当に
している訳ではない。この部が、高齢化した地域にも置かれているので、
役員の負担だけが非常に無駄なものとなっている。
モリカケ、桜を見る会、などといった議論を国会でしている猶予がある
のなら、多くの国民の共通の課題である、「町内会-自治会-コミュニティ-
連合自治会-社会福祉協議会」について議論してほしかった、と思うが、
しょせんは政争、彼らも同じ穴のムジナなのであろう。体育部を辞めて、
店の事にももっと頭が回るようになってきた。これは体感としてある。
元々、自分が正社員や派遣で勤めている事の内容は頭に入るのだが、
自分の店の事がなかなか、頭に入らず、体育部の事も頭に入るのだが、
店の事がなかなか把握できないな、と思っていた。これはどうした事か
わからないけれども…。自分で、全部、一から十までやらないと把握できない
のだろう。店の事は、分業でやっているので、自分のやっていない事は
あまりよくわからないのである。
ただ、十年介護し、病院で色々なものを見てきて、いわゆるクライシスな
状況に対して、特に動じる事はなくなってきた。医者や病院の中には
ひどく傲慢な連中がいる。かと思うと、非常に篤実な方々もいる。
商店街に関しては、言われた事はやるか、断れる事は断るようにする。
取引先と頑張る事は意味があるが、もはや、近所の人が近所で買い物
しない時代になっているので、商店街を頑張る事は全くメリットがない。
商店街だの、商工会だのに頼らず、自分の店を自分でどうにかするという
気持ちが大事だ。特に商工会議所については、事実、商店を見下す
意識があるように思う。町興しなんて本当は茶番だと思っているのに、
それをやっているからそうなるのだ。
結局、今いる人たちで何とかするしかない。僕は役員になるのが嫌な
だけで、コミュニティそのものを否定していない。ヒーローやエースが
出てきて、バッサリやってくれる…という場合もあろうが、今いる人たちで
やっていくのが地域だ。その結果、人の流れができるという話であって、
自分たちの街の畳は腐っているなどという発言をする
商工会議所を、僕は、生涯信用に値しないと思っている。
この記事について
このページは、2019年12月7日の午前7時35分に最初に書かれました。
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