コピーライト・フリー・イメージ。最近では、CD-ROMやDVD-ROMに収録された「素材集」が販売されているが、かつては「カット集」みたいなものが販売されていた。複写機でコピーするなりして、ご使用下さい、というものだ。規約もかなり簡易的に記述されていて、ミニコミ誌・新聞・社報等にご利用下さいとか、ひとつのコンテンツに3点まで利用可能ですとか、メインコンテンツに据えなければ良識を持ってお使いになって結構です、とかだ。
洋書のシリーズで、18世紀~19世紀の挿絵をコレクションしていて、それをアーカイブとして出版されたものもある。いわゆるペン画のモノクロであるが、きっちり描かれている。
かつての、古き時代のコピーライト・フリー・イメージ。日本の元号でいえば、昭和20年代ぐらいまで遡れば、更なる意味で使用にあまり問題はないだろう。いくら文言がなくとも、そのまま商標に転用する…というのはちょっと非常識であるが、昔の少女漫画のようにひとこまにフック的に使用するとか(そういうのあった、あれは、イラストのハンコを使用していたのではないか)、ホームページの挿絵にレトロ的に使うとか、そういう使用であれば、あまり問題もないのかな?というように思っている。
一番ダメなのは、それをそのまま素材集として転売する事だ。最もまっとうな利用法は、それを「絵の見本」として練習に使う事…ではある。ひと手間かけて、という、かつてのジャズのような話にもなってきたが、レトロな絵柄の挿絵…というのが、素材サイトでもほぼ、払底している状況で、このようなものに食指を伸ばすのも悪くはないかな、というように思う。
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