コロナ渦となって、様々な意見が百出し、中には、自分とは反りの合わない意見もあろうし、二週間前には有効だった考えが、今では逆効果だったり、その逆もあったりするだろうと思う。
まず、僕が反省し、心がけたい、再び意識したいのは、自分が正解を出している、と思わない事。また、他人の不正解についても寛容でなくてはいけない、という事だ。専門家や医療関係者が挑発的な事をtweetしたりpostしたりする事もあるが、それに乗せられない事。
そして…。自分だけは冷静でいられている、と思わない事だ。こと、専門家なり大作家なりというものは、こういう時でも冷静であるだろう、と見做しがちであるが、戦時中の彼らの発言を読み返してみたりすると、相当、頭に血がのぼっているな、と思う事がある。それは自分も、素人も含め、そうだと思う。
この大局、この世論を、コントロールできる訳ではないので、それについてはイライラしない事も重要だ。世論や人の情をコントロールさえできれば、事態は好転する、と思う事は、かなり危ういように思う。それを、何とかコントロールしたい、と思うようになると、先鋭化してきてしまい、人の優しさ…というものを失ってしまう。コミュニケーションのミス、メディアのミスというものが確認されている状況で、この「人の優しさ」というのは大事だと思うのである。
僕も反省して、いきたいと思う。今、剣客商売を全て読み終えた。人間というもの、世間というもの、人の情というもの。
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このページは、2020年4月5日の午後9時05分に最初に書かれました。
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