ネットと本の情報量

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例えば、特定の情報をリサーチするには、
インターネットが適している。
商品の型番、何かの法律の条文、略語の正式名称、
等々、目的がはっきりしている程、
インターネットは効果を発揮する。
 
「検索ワードを探す旅」という本にもあるが、
何か、調べたい事がわからなければ、有意義な
情報を引っ張ってくる事はできない。
SNSにしても、誰をフォローすればこの情報が
手に入るか?という事を知らないといけない。
 
例えば、お笑い芸人のアインシュタインについて
知りたければ、まず、河合ゆずると稲田くんの
アカウントをフォローし、交遊のある芸人を
フォローするだろう。そして出演情報を
知り、その番組を見ていく、という流れになる。
これは、他のジャンルを知っていくのと
構造的には同じである。
 
本の情報は、体系的であり、とりあえずの
話題の骨格を知る事ができる。また、ハイパーリンク
的な発想で、引用書、参考書にまた当たる
事で、本の世界というのは広がってゆく。
 
ところが、である。そこまで、本のハイパーリンクを
追ってゆきたい…と思えるほどの情熱が、
本当は読書に必要なのだ。そのように心に
火を点けるのは、恋人かも知れないし、
テレビかも知れないし、学校の授業かも知れないし、
 
どんな人にも、インターネットも、本の世界も、
開かれているのである。お金は必要ではあるのだが
…。僕たちには勉強する権利があるのだ。遊ぶ権利も
ある。
 
学者において、電子書籍だけで充分、などと言う方が
たまにいらっしゃるが、彼らは古典などには当たらない
のか、若しくは、視聴者読者においてはゾッキ本で
充分と考える不届き者であろう。
 
ゾッキ本は筆が滑った。学者のコメントというのは、
時に、尺が詰められており、気の利いたフレーズを
求められるから、それを責めるのは酷であろう。
 
まず、スクロールして読む「ブログ」という形態において、
長文を読ませる事は難しい。僕たちはスクリーンの前では
ひどく短気になる。せめて読書専用端末が必要だ。
 
何を知りたいと思うか?それが大事だ。
何を知りたいか、何を会得したいか、何ができるように
なりたいか、それこそが、勉強の情熱の原点である。
 
真面目なジャンルでなくても良いので、何かについて
知りたいという気持ちがあれば、それが蟻の一穴に
なるだろう。


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