精神病界隈全般に言える事

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人生、山あり、谷ありである。
ちょとした人の、伝記を読んでも、
「この時期まではメッチャ辛かったけれども、
この恩師や友人の出会いでスッカリ変わった」
なあんて、話があったりして…。
 
だから、僕は、乳児、幼児、児童の
精神世界を云々するのには反対であって、
例えば昔なら、生まれた村が水が合わなくて
故郷をオン出て…なあんて話があったりして、
ましてや昨今は、マスの情報と娯楽が配信されて
いるので…、色々あるだろう。
 
ひきこもりにしても…、自宅で時間を潰せる
だけのテレビなり、PCなりがあるからこそ
できる芸当であって…。ひきこもりしやすい
環境にある。
 
「アンチ・オイディプス」、これはかなり意味不明な
難解な本だけれども、「精神分裂病は資本主義のやまい」
という部分があって、最初は、コイツ何言ってんだ、
と思ったが、言わんとしているのは、因果関係じゃなくて、
引き裂かれたという奴…ポストモダンは内包するだけじゃなくて
引き裂かれたというのが大好き…。
 
現代は、医療が発達して、特に、かなり歴史の長い分野、
枯れたジャンルであれば、日本において、かなり均質な
医療を受けられる。これはまず、長所として良い。
 
発達障害とされた子の、体験記を読んだりして、
「これはウツ病では?」「幻聴が聴こえるのなら発達ではない
のでは」などと疑問も沸く。
 
精神病界隈の診断は非常に難しく…、何しろ、
正気か狂気かという判断は、社会的価値観に左右されるから
だ…それはDSM-5にすら記述されていて、
社会通念上、社会慣習上の「奇行」や「奇妙な考え」は
病質ではない、とある。生まれ変わりを信じて、
それを公言するのは「妄想」「奇妙な妄想」ではないのだ。
 
社会的価値観…とまで言うなら、学習障害なり、
パーソナリティ障害で定義されているような事は、
社会の衝突と和解で解決するような事であろうかと
思うのだが…。
 
近年では、逆に発達障害の概念を過去に遡及して、
誰それもそうだった…などと言及する手合いもある始末で
あるが…。精神病の病名…というのは、発見し、定義する事に
関しては、かなり難しく、長い時間がかかっても不思議ではないと
思う。それは、便宜上の概念の区分けのような感じに
近い。
 
僕は、ここのところ、福祉…であるとか、医療…であるとか、
そういったものに対して、一種の、懐疑的な立場になって
しまっていて…、少なくとも、福祉や医療の世界というものは、
金融政策と同程度に間違ったり、ホームランを打ったりする
ものだと思っている。そう、野球とも同じだ。
エラーもするし、ファールも打ったりする。
 
ホームランを打てば「良くやった!」だ。
エラーになれば「馬鹿野郎!」だ。
それが言えないのは、人の生き死にがかかっているからだ。
 
行政、業界が変わらないとすれば…結局は、個人が、
どの治療を受け、どの治療を受けないか、診察然り、
 
そろそろ俺も病院行かないといけないなあ。
毎月行っている病院があるので…。


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