社会性と反社会性のツイスト

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アウトロー出身者が改心して道を説いたり、偉い聖職者が実は買春をしていたり…などと、社会性と反社会性のツイストというのは昔からある。芸人や芸能人、ミュージシャンはかつてはアウトローだったが、今ではテレビの中での約束事を逸脱するだけの道化者としてしか、おのれの反社会性を表現できなくなってしまった。
  
そうなると、一般人やネットで独立してやっている人たちの方が自由に表現できるようになる。昨今のYouTuberの若者人気は、この手のツイストを示唆している。あまりツイストしているとわかりづらいので、ハッキリと善、ハッキリと悪のものがネットで訴求力があったりする。
  
偶像化された山下清のような、ちょうど良い塩梅のアウトローというのが古典的になり、クラシックになり、レジェンドになった。昨今はみんな、あまりに喋り過ぎてしまう。しかも直接の発信なので「あれは雑誌の編集が…」という言い訳がきかない。例の小山田圭吾の雑誌での発言が問題になったりしたが、Quick Japanの当該記事だけでなくて、雑誌を通読してみれば、噂の真相よりはマシな立ち位置というポジションである事が理解されると思う。ろくでなしブルースのような世界が実際に学校の教育現場(笑)であった時代があった!
  
さて、幾ばくかのサブカル人は小山田圭吾を切り捨て、90年代の例外として封印したが、諸君の志はいかばかりか?


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