秋の句を詠んだ

with コメントはまだありません


秋の句を二句詠んでみた。お彼岸だそうで、秋の花がちらちらと。
墓参の往路復路にて、つらつらとついでの吟行、
頭の中に浮かんだ句を練りに練って。

白砂利のパーク 咲き初む彼岸花

敷石に導かれては野百合かな

ちょっとした田舎では、彼岸花、野百合、ぐみの実など散見する。
つゆ草なども…。

実は花の名前など全然わからず、わかるものだけを見ている。
名前がわかるといいんだけど、わからないのでいつも
教えてもらうのだけれども。

秋の風はつめたい

咲き初める彼岸花、いつも咲くようなところは同じだけれども、
新しく整地された白砂利の空き地(野良の駐車場のようなとこ)にも
いつかは彼岸花が咲く。

新しいパークに咲く彼岸花、まるで今年亡くなった人を
惜しむかのように咲き初める。

秋の風はあたたかい

敷石を追って歩いていけば野百合。
ならば…

敷石の土を追うては野百合かな

の方が、より意図に近いかな。より近代性を持たせるならば

セメントの土を追うては野百合かな

アスファルト土を追うては野百合かな

これもまた、逆に情緒溢れる。地方都市の情景ではないだろうか…。


この記事について
このページは、に最初に書かれました。
その後も、内容を更新したり、削除したりする場合があります。
古い記事は、内容が古くなっているか、間違っている場合があります。
その場合でも、訂正や修正をしない事もあります。
また、記事は、用語の厳密性に欠き、表記揺れも含みます。
厳密な調査に基づいた記事ではありません。これは筆者の主観です。
怪文章のようなものもありますので、回覧にはご注意下さい。
自分でも、「馬鹿が馬鹿言ってる」と思うような記事もございます。



こんな記事もあります


SiteMap | ページ一覧 | サイトマップ