線形関数と、非線形関数がある。
例えば、預金と利子率、得られる金利の
関係は、線形関数で近似できる。
しかし、この世の中には、非線形の関数で
しか表現できないものがある。
その非線形の関数を、予測しようというのが
今流行している、AI=人工知能である。
ただ、非線形であっても、大量にパラメータや
データをインプットして、そこから線形関数を
組み合わせて、非線形を近似している。
本来、非線形な現象であるものを、
一部の統計をエビデンスとして、線形に表現し、
プロモーションを行う…。
そのような状況に、
なってはいないだろうか。
都合の悪いものは非線形=ブラックボックスとして、
専門家としての見解とし、
都合の良いものは線形として、エビデンスを出す。
そんな事をされたら、普通の人は従ってしまうだろう。
ただ、このような話法は、普通の人でも使うし、
誰でもやってしまう事ではある。
誰だって人間なのであるから。
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このページは、2019年9月3日の午後5時48分に最初に書かれました。
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