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旅行の宿泊先を決める…。なかなか悩ましい話だ。
これが友人同士、一家族なら、文句を言い合っても笑えるので
あるが、複数グループ同士で一緒に旅行に行くのは、
大変に難しい。
 
宿泊先を決めた側からすると、あくまでこちらの考えは、
予約サイトに書かれている情報が全てなのであるが、
口コミ情報なんかを元に色々と言われたり、
問い合わせたとしても、けっこういい加減で言う事と実際は
違ったりする。
 
それでも、家にジッとしていると、悶々としてくるので、
たまにはこういう旅行も良いかな、とは思う。
 
いつまでも、皆で旅行できる訳がないので、だからこそ
今のうちに皆で行っておこう、という考え方がある。
不満タラタラでも、喧嘩しても、体を壊してしまっては
家や病院や施設にいる他なくなってしまう、
それを考えると、旅行は続けようかなあとも思う。
 
ある種のタイプの人間で、非常に短期的に功利主義的に
人間関係をやる人がいて、その時、攻撃できるタイミングであれば、
友人に対しても攻撃をしかける…という人がいる。
 
フレネミーと言われる存在だ。フレネミーは、その標的が、
“友人関係”というものを重視している事に付け込んで、
自身の自尊心を満足させるために、標的が弱っている時に付け込んで
攻撃を仕掛ける。その結果、その”友人関係”が壊れたとしても、
大事なのは自身の自尊心だから、別の標的を探す。
 
“友人が多い”と公言するタイプの中に、フレネミーのタイプの
人間がいる。僕は、その標的にされやすいタイプの人間なのだと、
最近やっと気付いた。
 
女同士の友情はない、なんて言うが、
男同士の友情というのも、一種、がさつなおっさん的な感覚や、
若者らしい勢いの中で成立するか、そこから外れれば消えてしまう
ようなものだなあと、”個人的には”思う。
 
それにしても、紅白歌合戦の、”口パク手踊り”には閉口させられた。
歌があり、歌をうたう、それだけの事が、テレビではできなくなって
しまっている事を悲しく思う。
 
紅白なんかだと、「この歌手は、あまり声が出てないなー」とか
思うのも楽しみの内だったと思うのだが、映像を引用したい関係か、
そういうのも許されなくなってしまっているのだろうか。
“口パク手踊り”を隠そうともしないで、ただ、”手踊り”をやるのを
楽し気な演出でテレビで流すという…。
 
最近は、音源の売上は減り、ライブ収入やグッズ販売が伸びて
きているらしい。アイドルのライブに行って、”生のMC”を聞いて、
“口パク手踊り”を一緒にやって、それが楽しいと思っている人が
多い結果…それこそが、紅白歌合戦の”口パク手踊り”である。
 
椎名林檎は、東海林太郎よろしく、直立不動で歌う、
やっぱり歌を愛し、歌うという、シンプルなスタイルがいちばん
カッコイイし、映えると思うのだが…。歌を愛し歌をうたう、それこそが
一番のものだと思っている僕にとって、”口パク手踊り”は耐え難いもので
あるし、やれ闇営業だなんだというより、それこそが視聴者に対して
“最大の不誠実”だと、僕は思う。


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