Kyufukin-Hojyokin

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国民全員に10万円配るやつ、あれは、広島県の公務員から没収するというニュースがあり、貰わない事が社会的な害悪になると思ったので、一応は貰ってある。
 
だが、今回の事業者に配布する給付金なり、補助金というやつ…。これまで、こういう制度を利用しなかったであろう人にも、かなり広く浸透しているように思う。だが、僕は貰うつもりはない。
 
幾つか理由がある。まずこの補助金とか給付金という類のものは、毒饅頭、麻薬のようなものだと思っている。銀行からお金を借りる…。これは、金利を支払い、返済すれば終わる事であり、少なくとも建前は平等な関係である。しかし、給付金、補助金である。タダの金は絶対にない。タダのものはない。「返済する事はない」それはわかっている。そういう意味でなくて、何らかの負い目を事業者に与えている。
 
まずもってして、結果論として、自粛要請による8割削減は、日本においてはほぼ、意味はなかったという分析がある。政府もマスメディアも、建前論を言っている場合ではないのに、深く考える事をせず、ただ世論と大衆というやつに順張りしている。それへの反発がある。営業自粛もしないし、補助金も給付金も貰わない。これが大きな理由だ。
 
ただ、自分の信念でもって、事業者への給付金・補助金は貰わない。他がどうしようと知ったこっちゃない。とんだ笑い物か?貰えるものは貰っておこうというのは、僕は、自分でそれをするのは浅ましいと思っている。こんな無意味な経済自粛で受けた売上の被害の補填で貰った1万円よりも、客から貰った500円の方がずっと尊い。そういう、浅ましい精神は必ず、商売に現れる。客を甘く見る精神になる。わざと店を休んで、補助金や給付金を貰おうという浅ましい根性は、本物の客に見透かされる。それは即ち、商売において売上の8割を占める上得意に見放されるという事である。
 
まずもってして、補助金や給付金を注入されて、V字回復をした会社というのは、大企業から零細まで、見た事がない。あるか?だから、毒饅頭なんだよ。人間の心理というものは不思議なもので、大義のない金を貰ったという意識はずっと心の奥に残ってしまう。少なくとも僕はそうだ。あの金は貰うべきじゃなかったという金は、今までもある。安倍政権の支持率の低下とは裏腹に、10万円のヘリマネも含めて、権力に対する意識というのを今回のコロナは大きく動かしている。日本人は、より、世論に逆らうまいという意識が強くなってしまっているように思う!はっきり言って茶番を通り越して”狂っている”のであり、正気を保つ努力をしなければ、何もかも失ってしまうぞよ!
 
はっきり言って、日本の状況というのは、超金融緩和にヘリコプター・マネー、ケチャップ・マネーといった様相を呈している。基本的に、この持続給付金というのは、何らかの生産や消費に対してのお金ではない。だから完全にヘリコプター・マネーである。ヘリマネは貰うだけ貰うのが合理的なのだろうか?単に倫理の面からでなくて、それが本当に合理的な行動なのか?というのは、疑う余地があると僕は思う。


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