世論をリードしているのは誰か?

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テレビのワイドショーの誰それがああだとか
新聞の社説がどうだとか色々と言われるが、
では今の日本の世論をリードしているのは誰なのか?
 
これは以前からの疑問で、新聞や雑誌を見れば
「彼が、彼女がオピニオン・リーダーだ」という
ような彼、彼女はいったい、何なのか。
 
学生運動の思想的な標として吉本隆明があった
なんて言われる、だが、地方の近所のオッサン
連中の口から吉本隆明の名を聞いた事がない。
 
つまり、世論をリードしている人とは様々であり、
知的層にリーチするリーダー、
庶民層にリーチするリーダー…
色々ある。
 
全般として、どのような思想傾向があり、
保守的な考え方をする人はだいたい何割、
そうではない人はだいたい何割、などとは
言えるだろう。
 
ワイドナショーの松本人志が最近
よくネットニュースで批判されるが、
松ちゃんの発言内容というのは、
週刊プレイボーイのエッセイや松本の遺書を
読んできた人にとっては、
特に驚くような事ではない。
 
僕はダウンタウンが好きだが、
松ちゃんのエッセイはもうこの齢になったら
ある程度割り引いて読んでいる、
それは学歴とか関係なく、齢を重ねれば
あまり人の言う事というのは、本人の
本質的な思想傾向に影響はしなくなってくる。
 
齢を取ってから、ネット右翼にハマったなんて
聞くが、恐らくそういう人は思想的空白を抱えて
いたところにハマってしまったのだと思う。
そう考えると、「若い時にあんな馬鹿な事を
信じていた」という後悔も、
ワクチンという意味で大いに意味があるのだな…。
 
テレビは公論である時もあれば
私論である時もある。
まず、テレビは国会図書館によるアーカイブ化、
インデックス化を拒否しており、
それは、常に現在何を放送するか、
放送しないか、でコントロールするメディア
だからである。メディアはマッサージである
なんて本もありますな!
 
ネットによるテレビの批判というのは、
その批判者も世論をリードしたい、
少なくとも修正したいという野心たっぷりであり、
前述のように、複雑に複数のオピニオン・リーダーが
絡み合う現代社会においては、
 
そう…あれだ。
器官なき身体…。
ナンチテ!?


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