FacebookとInstagram

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フェイスブック、もろ刃のインスタ統合 独占懸念も
北米 AI
2019/1/26 5:34
 

米メディアは25日、同社が傘下の写真共有アプリ「インスタグラム」や対話アプリ「ワッツアップ」との機能統合を検討中と報じた。

 

ひとつは独占の問題だ。

プライバシーの問題も横たわる。

 

一部メディアは「暗号化など個人データ保護にこだわるコウム氏とデータ利用を求めるザッカーバーグ氏との間で意見対立があった」と理由を伝えた。同じく9月に辞任したインスタグラムのCEOもその後「SNSの急成長はいろいろなことが起きてしまう」と述べている。

 
「世界中の人同士を繋げる」というのは、本来、ザッカーバーグ氏という夢多き青年の
夢であった筈が、今では、その理念による様々な弊害を解決する事なく、
ただ経済的な理由でこの統合を進めようとしているように見える。
 
ザッカーバーグ氏の弁明を見ていると、「Facebookの問題ではなく、
世界の、社会の問題であって、我々はプラットフォームを提供しているだけだ」
というように受け取れる。
 
しかし、もう既に、FacebookやInstagramそのものが、
社会であり、世界である、と僕は思う。
コンピュータ・システムは、平衡状態を保とうとし、非平衡状態になった場合は
平衡状態への復帰を目指す。これは社会や世界と同様の性質を持つ。
それを統治しているのはFacebookであり、最終的な統治者はザッカーバーグ氏だ。
 
そもそも、この社会は誰が統治しているのだろうか?
統治論、権力論から、ソーシャルメディアを読み直す事が必要なのではないかと
思う。
「夢は世界征服」などと嘯く、思春期の少年少女は、
この社会の面白くも不思議な統治、権力の在りようを穿とうとしているのである。


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