ゆるキャラから聖地巡礼へ

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2018年現在、恐らく「下火になった」と表現しても良いだろうが、
かつて「ゆるキャラブーム」というのがあった。
 
それこそ、全国の都市が、こぞってゆるキャラを
作っていったものだった。
 
今は「定着」の時期に入った…などと、話を済ませて
しまっているが、
真水の「経済効果」はどれだけのものであったか?
 
従来の商品に「くまモン」のマークを付けて、
その売上をもってして「経済効果」などと言うなら、
それは、真水の「経済効果」とは言えないだろう。
 
それと同様のロジックで、聖地巡礼の経済効果を
はかっている事はないだろうか?
この手の「経済効果」の測定というのは、非常に重複が
多いような気がしてならない。
  
沼津のラブライブに関して、
どこが実質的な仕切りをしているかわからないが、
ゆるキャラにしても、聖地巡礼にしても、
いかにも「今の時代にあった」「若者の方を向いた」
マーケティングのように思えて、その実、
 
いわゆる「地方創生」の役所受けの良い、
役所受けに沿った感がある。
 
アニメの聖地巡礼を受け容れない古い人間 VS 受け容れる新しい人間
 
といった、構造をこれまで見てきたが、僕の思うところ、
 
クールジャパン構想推進派 VS 反対ではないが、やり方等について懐疑的な派
 
といった構造も見る事ができる。
いわゆる地域への利益誘導、民間企業が行政に乗り合いして
商売をするというやり方…。
 
少なくとも、アニメの側は、一定のライセンス・フィーを
行政や契約店から得る事ができる。
また、メディア・ミックスが流行の時代、
街自体とコラボする相乗効果…。
 
このまま、聖地巡礼がブームになっていくと、
全国各地で、アニメの旗やポスターが翻る…
というような、僕にとっては悪夢であるが…。
 
街のテーマパーク化、である。
それも、少なくとも沼津に関しては、
深い考えで、街のデザインが作られていない上に、
アニメの旗が、上位レイヤーのようにはためく。
 
街のテーマパーク化は構わないが、
もう少し、デザインの調和というものは
考えられないだろうか。
 
祭りでもないのに、年がら年じゅう、旗が
はためくというのはどうなのだろうか。
 
ゆるキャラのブームも永遠ではなかった。
聖地巡礼のブームも永遠ではない。
そもそも、新しい、魅力的なコンテンツが次から次へと
登場してくる。
ラブライブ自体が、陳腐化する事はある。
 
境港の水木しげるロード、世田谷のサザエさん、
亀有のこち亀、清水のちびまる子ちゃんなど、
大きく育った定番の、イメージも変わりようのない
コンテンツとコラボするなら、
よく話は理解できる。
 
それを…
メディアミックスありきで、
マーケティングありきで、
特に必然性のない「沼津」というのを舞台にして、
強引に「ここがアニメの聖地だ…!」
 
これで、盛り上がれる気分になろうか?
 
アニメファン諸君、諸君たちは、
アニメに舐められている。
 
聖地ありきで、作られたコンテンツに、
どうしてそんな魅力を感じるのか?
マーケティングとメディアミックスの勝利か…。
 
コンテンツ自体にも魅力はあるのだと思う。
だが、あまりにも、あんまりにも、
手の内が見えてしまって…。
 
純粋に、面白さだけで広がり、のし上がり、
人気を得ていく、そういうものに僕は魅力を感じる。
ファンと一緒にコンテンツを育てるだとか、
そんなのは、マーケティングの手法のひとつであって、
そういう算盤づくを超えた魅力を、
僕は、ラブライブには感じない。
 
そろそろ、この話は終わりにしたい。
僕の方が、もう、この変わってしまった沼津を
受容しなければならない時期に入っている。
もう、文句を言っても詮無き事だ。
 


この記事について


このページは、2018年10月31日に最初に書かれました。
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