餌やりと病理

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鳩や、野良猫に餌やりを続け、
注意しても辞めないのは「病理」だろうか?
 
例えば、物真似をしている人や、イタコを
職業にしている人は、二重人格者では
ない。文化としての憑依だ。
 
ドバトや、野良猫に餌をやる、というのが、
文化的行為であるとするなら、これは
単なる迷惑行為で、病理ではない、
という事になる。
 
注意しても辞めない、というのであれば、
セックスやアルコール、ドラッグがそうで
あろうと思う。だが、勉強や、スポーツを
やりまくっている人を「依存」とは
言わない。
 
あくまで比喩的に、サッカー中毒、
ガリ勉などと言ったりする。
 
病理か否か、というのは、かなり
相対的であり、他人を気にし過ぎるのも、
他人を全く気にしないのも病理である。
 
脳の画像診断や、脳波の測定が、
どれだけ数値化できるとしても、
この文化コードの解釈はコンピュータには
まだできない。


この記事について
このページは、2019年9月15日の午後6時03分に最初に書かれました。
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