サブカルチャーの文化的文脈

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例えば「電気グルーヴ」は、ちょっと前の世代のサブカルチャー畑
の人たちにとっては、格がある…というか、
悪く言うなんて考えられない、
世間は理解しないけれども、私たちは凄く良いと思う…
という立ち位置だったように思う。
 
メジャーすぎるものはカッコ悪いといった塩梅式で、
Hey!×3で、電気グルーブが「YAH YAH YAH」を嫌い、
だなんてボソっという映像もYoutubeで見てしまった。
 
世代が変わり、当時と比べれば、電気グルーヴは
「レジェンド」となった。昨今、このレジェンドという言葉も
多用されている嫌いがあるが…。
 
今の若い人たちにとっての、電気グルーヴや、チャゲアスの
文脈とは何だろうか、と思う。文脈とは残酷なもので、
サンドウィッチマンの笑いが「正義」となった時代には、
ダウンタウンは「嫌いな芸人」として、顔を出すようになって
しまうのだ。バブルが崩壊しながら、山田邦子の好感度が
ダダ下がりしていくのを、僕は複雑な気持ちで見ていた。
 
今から振り返れば、山田邦子も良かったし、
当時はあまり好きではなかったB21スペシャルも良かった。
B21スペシャルと言えば、「幕張」で、ヒロミを揶揄する
ギャグがあり…僕はよくぞ言ったと思った、当時は、
僕はあまりヒロミは好きではなかったのだ。
 
かように…。
コンテンツ単体、コンテンツの独立性…というのは儚いもので
あって、常に文脈というものがある、
文脈がある、面白さの偏差値が高いから人気がある
という相関性はないし、
どんなマスマーケティングも、どんなバズマーケティングも、
文脈を完全に支配する事など不可能であるからして、

抱いた腰が、男と女~~~
(ビートたけし)


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